先日、あるTVのトーク番組で俳優の及川光博さんが、
チタン素材のキラっと輝くメガネで出演されていました。
及川さんといえば、
2016年の「第29回 日本メガネベストドレッサー賞 芸能界部門」を受賞されるほど、
メガネが似合う芸能人として認識されています。
かけていたフレームは、
□マットで黒やカラフルな色ではなく、輝るシルバー
□素材もセルロイドではなく、チタン
□形はボストン型(逆おにぎりの形)ではなくスクウェア型
この姿はクールでインテリジェンス、でもどこかミステリアスな印象もあり、
及川さんの魅力がとても個性的に感じられました。
人気ある俳優さんとはいえ、
キラッとしたメガネを使いこなす姿はメガネ上級者の証です。
昨今、「インテリ」という言葉はなかなか耳にすることはなくなりましたが、
メガネの印象、イメージを例える表現としては、ときどき使われます。
「インテリ」という表現はWikipediaによると、
語源はロシア語のインテリゲンチャと英語のインテリジェンスが語源です。
インテリゲンチャは知識階級をも指しますが、
インテリジェンスは『個』、
もしくはシステムが知的な様子を表現します。
私たちが使うことが多いのは、
『インテリゲンチャ』より『インテリジェンス』ですね。
インテリと略されると、
日本では高学歴という意味するときがあり、
プラスの印象というよりマイナスの印象で使われがちですが、
インテリヤクザという表現があるように『知的』を代表する意味でつかわれることもあります。
メガネのイメージといえば「知的」な印象が纏わりつきます。
ただ真面目さが目立つメガネの印象よりも、
及川さんのような魅惑な知的=インテリジェンスの印象にしたいですね。
マイナスなインテリジェンスの印象になりがちなメガネの特徴は、
□素材 金属(チタン) 艶あり
□色 シルバー
□サイズ 小さめ
□形 スクウェア型
このどこかを少し崩すと、プラスのインテリジェンス印象になります。
□素材 艶なし加工のチタンorステンレスにする。
□色 シルバーorゴールドorブラウン
肌が健康的に見えるものを選択
□サイズ 大きめにしてみる
□形 丸みのあるスクウェア型や天地幅のある台形タイプのスクウェアにする
フレームのツル(腕)の部分を金属素材のチタンにすると、
インテリジェンスを強調、
プラスチック素材のセルロイドにすると調和され、やさしさをプラスします。
インテリジェンスなメガネが似合うシーンはプレゼンテーションやセミナーなど、
1to1より1to Manyなシーンです。
流行に左右されないメガネでイメージの創作、
ソフトなメガネとインテリジェンスなメガネ、
2人の自分を愉しんでみては。