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第4回インタビュー:サングラスという選択肢

2024年09月05日

□ 第4回インタビュー:サングラスという選択肢

――夏といえばサングラスというイメージが強かったので、今回はサングラスについてお話をお聞きしていきたいと思います。サングラスは太陽が眩しいというのを軽減してくれるものという印象なのですが、宮さんからすると、サングラスをかける意味は別にありますか?

 

夏というよりも、私の場合は年中かけていますね。そういう前提があってなのですが、サングラスをかけるようになったのは、眩しいというところが年中軽減されて楽だからです。

 

 

そしてそこに、お洒落が入ってきて、楽しいからサングラスをかけるというふうになりました。実際に、ものすごく目を守ってくれているんですよ。

 

――目を具体的には、どういう風に守ってくれてるんですか?

 

1つは紫外線です。

目から紫外線を浴びると皮膚まで反応していくので、日焼け予防にもなりますし、 目の病気の予防……例えば白内障や目の日焼けとも言われる角膜炎。夏場の強い日差しを浴びると、目が充血することもありますよね。こうした予防にもサングラスは効果があります。

 

――他にサングラスの効果みたいなものはありますか?

 

サングラスをかけることで体感温度が少し下がるんですよ。私の感覚では、2度なんですけど。全然違うんですよ。

 

――2度ですか?

 

日向にいる時と日陰にいる時では体感温度が違いますよね。サングラスをかけているだけで、目が日差しを直接浴びないから、少し体感温度が下がるんです。

感覚なので自分が何度に感じてるのかを正確には言えないんですが、表現するなら2度だなって感じました。1度じゃない、3度でもない、そこまで涼しくもないみたい、だから表現するなら2度だなみたいな感じなんですけどね。

 

――なるほど。ではやはり、夏はかけた方が良さそうですね

 

かけた方がいいと思いますね。ただ目は暗いところでは瞳孔が開く機能を持っていますから、レンズカラーは真っ暗すぎないように注意し、紫外線カット機能があるか確認しましょう。

当サロンでは、おしゃれなクリップオンサングラスや紫外線で色が変わる調光レンズを推奨しています。

 

――話は変わりますが、サングラスは何歳になったらかけた方がいいとかありますか?年齢関係なく、もう若いうちからずっとですか?

 

サングラスの良さを体感するのは、やはり40代入ってからだと思いますね。まぶしさから守られると疲れにくくなったりもするので、良さを感じるとかけたくなりますよね。

 

 

だからどちらかというと、私はファッショナブルなサングラスよりも、もっと日常的にかけやすいサングラスの方を推奨してます。

サロンにお越しになる人は、かけたいけど抵抗があるっていう人がわりと多いんですよね。

 

――ファッショナブルなサングラスというと?

 

大きなサングラス。

 

――あぁ、なるほど。確かに。よく海外の人かけてるイメージのサングラスですね

 

そうそうファッション性のあるモデルさんがかけているようなね。そんなサングラスにも憧れるけど、ちょっと私はみたいな抵抗がある人が多いので、日常の眼鏡をちょっとお洒落にしてみたいな、それぐらいの方が、当サロンだとやっぱり圧倒的に人気で、それならかけてみたいっていう声が多いですね。

 

――サングラスをかけたことがない人は、サングラスに興味があっても、かけると目立つから抵抗があるという人も多いと思います。その抵抗感をなくす方法はありますか?

 

顔の中に色が付いているものが、大きく入っているから目立つのだと思いますね。だからその分量を減らせばいいんです。

 

――減らせますか?

 

レンズの部分を、大きくしすぎなければ大丈夫ですよ。

サングラスのイメージがモデルさんがかけているものだと思うんですが、モデルさんのかけているサングラスは眉から顎先までを縦として、その1/2ぐらいの印象がありますよね。ですが、サングラスの比率を1/3から1/4ぐらいにすると、割とナチュラルにかけてるような感覚になると思いますよ。

後はサングラスの色の濃さですね。うちで推奨しているサングラスの濃さのパーセンテージは、大体70%ぐらいなんですよ。市販のファッションサングラスだと85%ぐらいです。

 

――宮さん自身が一番愛用してるサングラスは、紫外線があるとこではサングラスになって、部屋に入るとなくなるタイプですか?

 

そうです。調光レンズのサングラスを一番愛用をしてますね。

外に出ると自然に色が変わり、お天気の状況でレンズの濃さがちょうどいいくらいになるので、日常使いとして、とっても便利なんです。

 

 

――宮さん自身は何歳ぐらいからかけてました、サングラス

 

22歳の時にレイバンのサングラスをかけたのが一番最初でしたね。私がメガネの仕事をする前です。

 

――なぜかけようと思ったのでしょうか?

 

メガネ屋さんだった主人の義父にプレゼントされたのがきっかけですね。

うれしくて、ハワイでかけました(笑)

 

――この時はサングラスをかけたら眩しいのが落ち着くとかもなく?

 

はい、ファッションで楽しくかけていましたね。

その後はメガネの仕事に就き、27歳の時に紫外線で変わるサングラスが面白かったから作ってみたくって、という感じで、だんだん専門的にサングラスを作っていくようになりました。

 

――ではサングラスを1年中かけるようになったのは、どれぐらい前なんですか?

 

1年中かけるようになったのは一昨年。意外と最近なんですよ。

 

――それまでは夏場だけとか?

 

はい、クリップオンのタイプのものを使っていて、夏場かけたりとかしていました。

 

 

ただサングラスは好きなので、子供の運動会とかでは、グリーンのレンズかけたり、茶色のレンズかけたり、グレーのレンズかけたり、水色のレンズをかけたりはしていましたね。

太陽が眩しいシーンや、行く場所とかに合わせて持っていっていました。

山登りする時に、水色のレンズを持っていくと、より緑が鮮明に見えて綺麗なんです。

 

――なるほど。見たいものでレンズの色を変えるんですね

 

そうそう。子供が通っていた学校の運動場が芝だったので、グリーンのあの偏光レンズの方が、より鮮やかに見えるなとか。

そういうのは専門的ですが、自分の研究というか、探求っていうかも兼ねて、2、3本持っていくんですよね。

 

――クリップオンだと付け替えができますもんね

 

そうそう。

 

――一昨年から一年間かけるようになったのはなぜですか?

 

ほんとに目が楽だったんですよ。体が明らかに楽。あとは眩しさに以前より敏感になったのかなと思います。

 

――秋とか冬とかも眩しかったりしますもんね

 

しますね。すぐお部屋の中専用のメガネのまま、うっかり外に出ちゃうことがあるんですけど、無色レンズで眩しいからすぐかけかえちゃいます。

 

――サングラスを、こういう人にこそかけて欲しいとかは、ありますか?

 

それこそ苦手だって思っている人にこそチャレンジしてほしいです。実際にサングラスをかけると、楽しみが1個増えたみたいな風になるから、すっごくおすすめです。

サングラスのすごいところは、お出かけが楽しくなるんですよ。これはすごいと思う。

 

――眩しいとか疲れるとかも減るってことですもんね

 

そうそう減るから、一番その目的はそこにあるんですけど、私がお勧めするのはそれだけではありません。サングラスを持っていくだけで楽しくなる感覚になるというところです。

外出を楽しく、その日の1日の楽しいレベルも1個上げてくれるのがサングラスだと思っています。

 

――ああなるほど、確かにそうですね。今日はサングラスかっと思うと、ちょっとなんか気合いが入るというか……

 

それがなんか面白いなと思います。

 

 

――最後に、サングラスの楽しみ方を改めて教えてください

 

特別なシーンじゃなくて、日常の中にある方が、サングラスの使い方が上手だなと思います。

楽しみ方というか、使い方も。旅行だから持っていくとかも楽しいですが、普段の生活の中にあるのも、楽しいですよ。

先日、「自転車に乗る用のサングラスが欲しい」と言われました。

 

――自転車用ということですか?

 

そうです。日常のお買い物に自転車で行くわけじゃないですか。その時もかけたりとか、そういう使い方をしたいとおっしゃっていました。

一番面白かった使い方は、私が愛用している紫外線で色が変わる調光レンズのサングラスを使っている方がいて、この方がベランダで洗濯物を干していたら、いつのまにかサングラスに変わっているんです。それを見た子どもたちが、「お母さんサングラスになってる」と言って笑ったり。

洗濯物を干しているお母さんが、サングラスをしているシーンって、見かけないと思うんですけど、それぐらいもっと身近にあっていいものだと思いますね。

 

――ベランダで洗濯物を干してる時にサングラスは、確かにいないですよね

 

こんな話もあります。

調光レンズは窓ガラスが紫外線カットされてなかったら、窓辺で陽が当たるところだと、レンズの色が変わってしまいます。お客さまから、「窓辺にいるだけで仕事中なのに変わっちゃって困りました」みたいな、ちょっと笑い話だったんですけどね。

それぐらい本当に日常的にかけている人が増えたら嬉しいです。

 

――サングラスに慣れたら、次はカラーレンズとかですかね?

 

そうですね。そうするとやっぱり、自分の生活とカラーレンズが一致してくると、より楽になると思いますよ。代表的なのはPC用メガネですね。

光というのは、疲れの原因になってるかなと思うんですね。現代病というか。だからカラーレンズをうまく扱えたら、それはすごくストレスが減るよねと思いますね。

 

 

機能的だけど、楽しいが入らないと面白くない。遊び心を入れられるのがサングラスです。どれぐらい冒険しようかというのが、選ぶ楽しみの秘訣。実は皆さんと同じで、私もモデルさんと同じようなサングラスをかけるのは何だか恥ずかしいと思うタイプで。同じ気持ちで考えられるから、当サロンはサングラスが人気なんじゃないのかなって最近思います。

サングラスはファッション性が高い、時代に合ったものを選ぶのも一つの選択です。ですが、自分らしさのこだわりがあれば、時代に合っていなくてもいいと、私は思いますね。

「私らしさ」を表現するアイテムでいきましょ。

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