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第1回 老眼 VS メガネスタイル

2023年09月05日

□ 第1回 老眼 VS メガネスタイル

書類や雑誌など小さな文字を見ていると、まさか、あれっと気付く、老眼らしき症状。

 

書類や新聞、雑誌、スマートフォンなどを離して見てみたり、またはメガネを外して見たり、無意識にピント合わせをしていることはないでしょうか。

 

40代頃からはじまると言われている『老眼』は、
近くを見る作業が多い現代において、
低年齢化がすすんでおり、いつのまにか『スマホ老眼』という言葉があるほどです。

 

事実、紙媒体の書籍より電子書籍を読む方が、
ピント調節力が低下するという実験結果も出ており、
以前の『老眼』の意識と比べると、
普段からの『老眼』予防・対策の必要性が高く感じられるようになってきました。

 

スマホ老眼とは画面を長時間見続けることでスマホ以外のものにピントが合わなくなる症状が起こることです。
(朝日新聞出版『老眼&白内障完全ガイド参照』)

 

 

シニア向け宿泊予約サービスを提供する株式会社ゆこゆこ、50代以上の2145名に聞いた『シニアの目に関する調査』によると、
老眼を周囲へ打ち明けることに「抵抗はない」と全体の84.5%が回答しているのに対し、
「老眼に気づいてから1年後ぐらい」までに矯正している人は、
50代は54.6%、60代は63.7%、70代以上は78.4%と、
低年齢者ほど「まだ老いを認めたくない」様子がうかがえます。

 

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調査期間:2015年9月30日~10月2日
調査対象:50代以上のゆこゆこネットメールマガジン会員
調査方法:メールマガジン会員向けインターネット調査
有効回答数:2,145件
-男性:1,685名(50代:384名、60代:888名、70代以上:413名)
-女性:460名(50代:250名、60代:172名、70代以上38名)
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40代の『スマホ老眼』対策は、もっともっと意識を向けるべき課題とも言えそうです。

 

では、どうしたら意識を向けることができるのでしょうか。

 

『スマホ老眼』対策として、症状を『自覚』、老眼鏡をかけた姿(=外見)を『他覚』と分けて考えます。

 

『自覚症状』は近くの作業を長時間した場合、
疲れを感じるのか感じないのか、感じるのであればピントを合わせようとすることで眼精疲労を起こしていないか、
肩こり、頭痛、普段カラダからのメッセージはないかを考えてみます。

 

『老眼』という言葉に惑わされないのがポイントです。

 

そのうえで、メガネを作った方がいいか、一度眼科へ行ってみるかなど検討します。

 

日常の予防としては、
・寝る前にスマートフォンの使用は控える
・1時間以上続けない。また使用後は遠くを見て、目を休める。

 

人が外から受け取る情報のうち、80%以上が眼から入ると言われています。
『スマホ老眼』対策をしていないということは、ただ眼精疲労を起こしているだけでなく、
大切な情報もいつの間にか見落としているかもしれません。

 

『他覚』は他人の目からもわかることです。
冒頭に述べました書類や新聞、雑誌、スマートフォンなどを離して見てみたり、
またはメガネを外して見たり、
無意識にピント合わせをしている動作は他人からみても『老眼』とわかるしぐさ=カッコ悪いわけです。

 

『老眼』のイメージの悪さは『老い』を感じさせるところにあります。
動作、スタイルを見直すことで老けてみえるのではなく若々しく感じさせることができます。
・無色透明のどれも同じようにも見えるレンズの中身を知り、適切に選ぶことで、眉間のシワは減ります。
・かけたりはずしたりする動作を美しく意識することで印象は180度変わって見えます。

 

 

先日、プロフォトグラファーのI氏からこんなメッセージが届きました。

 

仕事の撮影でデルタ航空に乗ったとき、友達になったCAとこんな会話をしました。
きっかけはメガネのヘッドポジションでした。
I氏:「頭の逆さメガネがクールだね」
CA:「そう、見られる仕事だからね」
I氏:「俺はそれを見せる仕事だよ」
CA:「そうか、俺たちはクリエイティビティでなきゃね。これが俺のスタイルだ」

 

CAの方のメガネ、ただ、頭の上にメガネを乗せているだけでなく、
向きも逆向きにメガネを載せていて、スタイルへのこだわりが伝わってきます。

 

どう自分をみせたいかを意識してみると、
同じメガネをかけていても表情が明るく印象はかなり変わって見えます。

 

ライフスタイルとあなたスタイル、
いろんな観点から考えていく中にメガネのこともその中の1ピースとして、はめ込んではいかがでしょう。

 

視界アップ、情報力アップ、印象もアップしますよ。

 

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