第25回インタビュー:サングラス初心者の「自分に似合うサングラスの選び方とは」
――今回はサングラスについて、お聞きしたいと思います。サングラスは普段メガネをかけている人もかけていない人も、誰もがかけるものです。そこで、サングラスが苦手な人に対して、気を付けた方がいいことを教えていただけますか?
サングラスのお悩みで多いのは、鼻当てのないサングラスを選んでしまい、サイズが合わないケースです。
――鼻当てがないというのは、サングラスと鼻当てが一体化しているサングラスのことですか?
そうです。
そういうタイプのサングラスは意外と多いんですよ。

普段メガネをかけ慣れていない人からすると、その部分はとくに注目して見ていないことが多く、サングラスをかけてもすぐにズレてしまって、かけづらいという印象を持ってしまう人が多くいます。
実は、私のサロンで扱っているサングラスは、すべて鼻当て付きなんです。
レンズカラーについては、濃い色が良い・悪いということではなく、それぞれに特徴があります。
色が濃いと、カッコよく見える傾向がありますし、雰囲気を柔らかくしたいなら茶色。女性だと紫を選ぶ方も多いですね。
フレームの色も重要で、淡い紫色のフレームに少し薄い紫色が入ったレンズだと、柔らかく見えます。
――確かにそうですね。サングラスというと黒というイメージでした。
サングラスがお好きな方は、黒を選ぶ人が多いですよ。サングラスの濃くてカッコいい感じが好きだからだと思います。
サングラスはファッション性も高いですから、サイズが大きめのものを選びがちです。ですが、大きいものを顔につけると目立ってしまうので、サングラスが苦手だと思っている人は、少しサイズダウンをするとかけやすくなるというのはあります。
ただ、サングラス本来の意味は、紫外線から目を守るという予防的な役割です。ですから大きいサングラスの方が目をカバーする力はあります。
夏場だと、サングラスをかけているだけで体感温度が1度くらい下がったように感じるのも、サングラスのいいところです。
――レンズの色って色々ありますが、何色がいいんですか? 茶色? 黒? グレー?
人によって感じ方が違うので、一概には言えませんが、
個人的には、日頃からグレーのレンズが楽だと思っていますよ。
私がグレーのレンズをおすすめする理由は、無彩色なので色が自然に見えるからです。景色や人の肌の色も違和感が少なく、普段の見え方に近い感覚で使えます。
あと、山に登る時は青いレンズをかけると、グリーンが綺麗に見えます。
――黄色のサングラスは、かけていて見える色味とかに違和感はないですか?
ないですよ。
というより、黄色のレンズは夜にかけるとライトの眩しさを軽減してくれるので、とても見やすくなります。
――では次に、サングラスって元々はどういう理由で生まれたのでしたっけ? 前にも聞いたと思うのですが、改めて教えていただけますか?
戦闘機に乗るパイロット用のメガネが始まりだと記憶しています。
ですので、元々は眩しい太陽の光を軽減させるためのものというところから来ています。でも当時は、レンズはガラスでできていたので、色は限られていましたが。
その後、当時パイロット役をトム・クルーズが主演し、サングラスの大量生産が行われ、一般的にも広まっていったという流れですね。
ただ、サングラスの歴史は長く、昔は表情を読まれないために裁判官がかけていたそうです。また、古代ローマ帝国のネロが闘技場での観戦時にかけていたという話も残っています。
つまりサングラスは、実用性とお洒落という二つの理由でかけている人がいるということになりますね。
――でもサングラスは、紫外線から目を守るので、本来は全員がかけていた方がいいんですよね?
目を守るという意味では、かけた方がいいです。ただ、本人がどう感じるかということが一番大事ですね。
――そうなのですね。ただ、普段メガネをかけていない人の間でも、PCメガネは流行りましたよね。サングラスもそうならないのかな、と思いまして。
今の季節になると、全員がサングラスをかけるようになるというのは、想像すると面白いですよね。
でも実際、メガネ屋さんの方たちと集まると、調光レンズをかけている率が高いですよ。紫外線に反応してレンズの色が変わるサングラスです。だからみんなでご飯を食べに行くと、お店から出た瞬間に全員サングラスだった、なんてことも実際にあります。
外から見ると、ちょっと怖いでしょう?
でも、サングラス=ちょっと怖い人というイメージも、実際どこかにはありますよね。
――サングラスだけの似合うメガネ診断もありますか?
ありますよ。
ただ当サロンでは度付きサングラスになります。

形だけでなく、レンズカラーも似合う色に合わせて作るのが特徴です。
――それは、市販されているサングラスの種類が少ないからですか?
市販されているサングラスだと、かけるのが恥ずかしいから、かけられるようにしてほしくて相談に来られるのだと思います。
あとは、既成サングラスのレンズのコーティングはハードコートといって、反射性の高いコーティングになっているんです。
そっちの方がカッコいいでしょう?
でも、それを怖いと捉える人もいるんですよ。
――ハードコートを普通のコーティングに変えても、サングラスとしての機能は損なわれないんですか?
全然損なわれません。
ハードコートの方がサングラスらしい雰囲気が出るので、見た目をカッコよくするために採用されているだけです。
――確かにそれはありそうですね。普段メガネをかけない人だと特に。ちなみに、サングラスのレンズの色って色々ありますが、何色でも紫外線から目を守るという点では変わったりするんですか?
そこは変わらないです。
ただ、人によって見え方が違うので、何色の方が楽と感じるのかの違いはあります。
それは実際にかけてみないと分からないですね。
――なるほど。あとは、サングラス初心者は、色の濃いレンズのものは嫌だと思うのですが、色が薄いカラーだとしても、眩しさを抑える効果はあるんでしょうか?

ありますよ。
実際に薄い色のレンズでも、かけてみるとその違いが分かると思います。
特に50代以降になってくると、眩しいというのを感じやすくなるので、そういった理由でサングラスをかけ始める人も増えますね。
似合うメガネ診断では、視力、まぶしさ、そういったところも含めてトータルでケアできて、楽しめるサングラスを楽しんでもらえたらと思います。



