【ブログ】顔の形から逆算するメガネの選び方とは?(前編)
—「一般的な選び方」で選べなかった方へ—
「丸顔にはスクエア」
「面長には天地幅のあるフレーム」
メガネの選び方を調べると、そんな言葉をよく見かけます。
だから、その通りに試してみたのに、

・なんだかしっくりこない
・“似合うはず”なのに違和感がある
・自分に合うメガネが分からない
・メガネ診断を見ても決めきれない
そんな経験をされた方も、多いのではないでしょうか。
でも、それはとても自然なことなんです。
なぜなら、「顔型だけ」で選ぶ方法には限界があるから。
これまで多くの方の “似合うメガネ診断”をしてきた中で、私自身、強く感じてきたことがあります。
今回は、なぜ「一般的な選び方」だけでは、しっくりこないのか。
その理由について、少し丁寧にお話ししていきますね。
■ なぜ「顔タイプ メガネ」だけでは決めきれないの?
顔型は、たしかにメガネ選びの大切なヒントです。
でも、それは“入口”であって、“答え”そのものではありません。
そして実は、自分の顔を正しく見られている方は、意外と少ないんです。
① 自分は2D、他人は3Dで見ている

私たちは普段、鏡で正面の自分を見ています。つまり、平面的な「2D」の自分です。
でも、周りの人は違います。
歩いている姿
横顔
ふとした表情
話している時の雰囲気
そういったものを含めて、立体的な「3D」の印象として見ています。
ここに大きなギャップが生まれます。
だから、自分では「これが似合う」と思っていても、他人から見る印象が 少し違って見えることがあるんです。
「顔の形 メガネ」という一般論だけでは、
“理屈は合っているのに、なぜか似合わない”
が起きてしまうのは、こういう理由もあるんです。
② 「どう見られたいか」が置き去りになっている

もうひとつ、とても大切なのが、
「自分はどう見られたいのか?」
という視点です。
たとえば本当は、
・優しく見られたい
・きつい印象を和らげたい
・知的に見せたい
・若々しく見せたいけれど、無理はしたくない
そんな想いがあるのに、
選んだメガネが、そのイメージと逆方向になっていることがあります。
すると、なんとなく違和感が残る。これは、センスの問題ではありません。
“内面のイメージ”と“外見の印象”が、ズレてしまっている状態なんです。
■ 「似合う」を決めるのは、顔型だけではない
当サロンで大切にしているのは、フレームの正解を押しつけることではありません。
まず伺うのは、
「誰に、どんな印象を届けたいのか?」
ということ。
たとえば同じ丸顔の方でも、「優しく見られたい方」と「信頼感を出したい方」では、似合うメガネは変わります。
そこが見えてくると、“似合う”が、ただの理論ではなく、自然と腑に落ちる感覚に変わっていきます。
ここまでお話ししてきたように、メガネ選びで迷ってしまう理由には、
・自分は2D、他人は3Dで見ていること
・「なりたい印象」と外見がズレていること
この2つが大きく関係しています。
そしてもうひとつ。
多くの方が見落としている大切な要素があります。
それが、「目の状態(視機能)」です。
後編では、
・なぜ視機能が「似合う」に影響するのか
・強度近視で印象が変わる理由
・感覚だけではなく“根拠”で選ぶメガネとは
について、さらに詳しくお話ししていきますね。
「似合うメガネが分からない」
そう感じている方は、もしかすると、“選び方そのもの”が、少しズレているのかもしれません。




